アフターピルの購入方法。どこで購入するのが正解?

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アフターピルが必要な事態になった経験はありますか?
一刻も早くアフターピルを飲まなきゃ! でもどうやって入手したら良いの?

思いがけない緊急事態、あなたは焦っているかもしれません。妊娠を望んでいない場合、避妊に失敗したという事態は女性にとってパニックに陥りますよね。

どこで買うのが正解なの?今回は、女性のそのような疑問に答えます。
大切な身体のために、正しくアフターピルを入手する方法を学んで下さい。

↓この記事の監修者↓

安永 裕也

製薬会社での二年間の勤務。その後、調剤薬局で臨床の仕事に携わる。 現在も現役の薬剤師として勤務をしながら、医薬品の正しい知識を伝えるべく、ライター活動を行っている。得意分野は漢方全般、婦人科、精神科、小児科、内科。


アフターピルの購入方法

アフターピルがすぐに必要な時とは、どのような状況でしょうか?

・性行為中、コンドームが外れてしまった場合
・性犯罪の被害に遭った場合
・合意無く、性行為に至った場合
・膣内射精をした場合
・経口避妊薬を服用し忘れた上で、避妊せずに性行為に及んだ場合

上記の場合のいずれにせよ、望まない妊娠を防ぐために、アフターピルがすぐ必要な状況であることは間違いありません。女性の身体を守るためにすぐにアフターピルを入手せねばなりません。

では、どのようにしてアフターピルを入手すれば良いのでしょうか。

病院で処方してもらう

処方

病院やクリニックなどの医療機関にて、医師の診察の下で処方してもらう方法です。
医療機関で処方してもらうメリットとデメリットをお伝えしていきましょう。

【メリット】
この方法が最も安全かつ最速入手が可能です。
医師の適正な診察の下で処方箋が発行されます。薬局にて薬剤師が調剤して投薬するのです。
不安なことや疑問点は医師や薬剤師に確認出来るので、安心して正しく服用することが可能です。診察後、すぐに処方してもらえるので、即日入手出来ます。

【デメリット】
デメリットとしては、匿名性が失われることです。「誰にも知られずにアフターピルを購入したい」という方には心理的に厳しいかもしれません。

しかしアフターピルは医薬品です。正しく服用するためには医療機関にて処方してもらうようにしましょう。

通販サイトを利用する

通販サイトでもアフターピルは出回っているようです。
通販サイトで購入するメリットとデメリットをお伝えしていきましょう。

【メリット】
誰にも知られずに購入出来ることです。匿名性が保たれます。

【デメリット】
デメリットも沢山あります。正規品ではなく粗悪品に当たってしまう可能性も否定出来ません。
医師の診察を受けずに服用するので、ひどい副作用が出たとしても自己責任です。「望まない妊娠が防げなかった上に、重篤な副作用が出てしまい、結局医療機関へ行くハメになった」なんて、一番避けたい最悪の事態ですよね。

一瞬の手間を惜しみ、後悔は一生…なんてことにならぬようにしたいものです。さらに、どんなに早い通販サイトを利用したとしても最短で翌日の午前着でしょう。翌日午前着で指定したのに、輸送トラブルで到着が大幅に遅れるということも可能性の一つとして考えられます。

一刻も早く服用せねばならないアフターピルですが、入手までに通販サイトは時間がかかります

アフターピルを購入する場合の注意点

アフターピルは、ビタミン系サプリなどと違って気軽に入手出来るものではありません。れっきとした医薬品です。最善かつ最良の方法で入手しましょう。
病院やクリニックなどの医療機関にて処方してもらう方法がベストです!

通販サイトは利用しない

上述の通り、アフターピルは「医療用医薬品」です。医師の判断の下、薬剤師が調剤して投薬されるべきものです。素人が訳も分からず購入するべきものではありません。

極端な例ですが、「抗ガン剤」をガン患者が、自分の判断で選んで通販サイトで購入することは絶対にありませんよね?「抗ガン剤」は副作用が物凄く強く、場合によっては副作用で死に至ることも有り得ます。医師や薬剤師などの専門家以外に使いこなすことが絶対に出来ないからです。

アフターピルも同様です。「抗ガン剤」ほどの副作用は無いにしろ、素人が使いこなすにはリスクが高いのです。アフターピルの副作用は「吐き気」「倦怠感」「頭痛」「稀に重篤な肝障害」などがあります。副作用についての知識や初期症状について、医師や薬剤師より説明を受けた上で服用するようにしましょう。

通販サイトは正規品ではなく粗悪品も出回っているようです。万が一粗悪品を服用してしまい、望まない妊娠を防げないだけでなく、何か重篤な症状が出てしまったとしたら。本末転倒と言えるでしょう。

ぜひ、アフターピルは、病院やクリニックなどの医療機関で処方してもらうようにして下さい。

副作用が少ないのは「ノルレボ法」

「ノルレボ法」で使用する「ノルレボ錠」は、2011年に初めて日本で発売された「緊急避妊薬」です。「ノルレボ錠」は排卵を遅らせること、受精卵の着床を阻害することが可能です。

比較的副作用が少なく、一般的な方法が「ノルレボ法」となっております。とは言っても、副作用がゼロではありません。「吐き気」「頭痛」「倦怠感」は出やすい副作用と言えます。
薬の効果効能が体内から消失すれば、これらの副作用も消えていきます。

「ノルレボ法」のお値段ですが、保険適応外です。診察料込みで15,000円前後が相場となっているようです。
ノルレボ法に使用されるノルレボ錠についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

72時間以内に処方してもらうことが必至

性行為後、72時間以内に「ノルレボ錠1.5mg」を一錠、一回のみ服用します。これで避妊確率は85%と言われています。
少しでも早く服用することが、避妊効果を高めます。

アフターピルの購入に関するQ&A

アフターピルは市販で購入出来る?

上述の通り、アフターピルは「医療用医薬品」です。素人が知識無く服用するには、とてもリスクが高い医薬品です。通販サイトで出回っているようですが、本来なら市販されるべきものではありません。何故、市販されているのか、著者自身疑問でもあります。

アフターピルの処方に、保険証は必要?

アフターピルは薬価未収載であり、保険適用外です。すなわち、医療機関でも自費診療となります。値段は医療機関によって異なってきます。相場は15.000円前後です。クレジットカードが使用出来る医療機関も増えています。
保険証は自費診療には必要ありません。医療機関によっては、念のために保険証の提示を求められるところもあるようです。受診前に医療機関に問い合わせておきましょう。

アフターピルはドラッグストアで購入出来る?

アフターピルは「医療用医薬品」です。ドラッグストアで販売することは出来ません。保険調剤薬局でも、医師の処方箋無しに調剤してもらうことは不可能です。
アフターピルがドラッグストアで購入できない理由に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

アフターピルの処方は、何科を受診すれば良い?

病院またはクリニックで受診する場合、「産婦人科」「婦人科」を選びましょう。それ以外の「内科」「外科」などは、専門外です。
「餅は餅屋」ということです。

アフターピルは男性でも購入可能?

服用する女性本人の医療機関による受診が基本です。男性はあくまでも「付き添い」という立場です。男性が代理で処方してもらうことは、基本的に不可能です。
どうしても女性が来院することが難しい事情がある場合、医療機関に相談してみましょう。アフターピルが男性だけでは購入できない理由については、以下の記事を参考にしてみてください。

アフターピルの入手は病院で!

病院

望まない妊娠をしてしまった場合、身も心も傷付くのは女性です。医療機関の受診は、匿名性を保つことは出来ません。しかし、正しく自分自身の身体を守るために医療機関にてアフターピルをもらうようにしましょう。

通販サイトや、得体の知れない購入方法だけはやめましょう。それだけ医薬品はリスクが高いのです。
正しい知識を付け、正しく医薬品を服用することをおすすめ致します。
望まない妊娠を避けるために、正しい避妊を男性と心掛けるようにしていきましょう。